創作は贅沢な娯楽である
これを読んでいて、まとめの部分。
結論としては、「創作は稼ぎづらい」。
なので「創作は稼ぎづらいという前提」の活動を模索していきたい。もちろんコスト差をちぢめる努力は日々おこなっていく。
個人創作はたぶん、「好きだから」という理由でしかやれない贅沢になっていきます。(サイトより引用)
この方は、創作を稼ぐものとして扱っているのでこういう言い方になっているんだけど、
「好きだから」という理由でしかやれない贅沢の部分にはっとした。
「同人なんて、鉛筆一本でやれるよ~」
「やりたいと思ったらすぐ出来る」
と、超お手軽に出来る感じに言うんだけど、実際はどうかな。
ロムの人ってずっとロムじゃない?
勿論これは批判じゃない。
例えば絵を描くなら、クリスタ欲しくない? 液タブ欲しくない? アイビスだったらペン欲しくない?
道具の面をクリアしたら次は、時間とやる気。
最近は学力に格差があって、中学受験の問題も昔よりぐっと難しくなってて、
高卒で入れたところが大卒しか募集しなくなって……
これで、勉強しないという選択肢なくない?
学校終わっても、数時間は勉強にあてるよね。
会社勤めしてると、帰るとどっと疲れない?
資格の勉強する人もいるけれど、頭回る? テキストが睡眠導入剤になってない?
疲れてくるとやる気って段々と低下してくるよね。
やる気に持続力ってあまりないと思うの。
モチベーションを保つために!ってタイトル、いろんなとこで見るよ。
それだけやる気を保つのは難しいってことだよね。
創作は(初期投資に)金がかかる場合もあるし、時間の余裕も欲しいし、心にも余裕が欲しい。
それらを満たす人って、実は少ないのかなって……(国の問題?)
一日の内の数時間、時間がとれている自分は幸せじゃないかって思い始めたよ……。
疲れて頭回らない日もあるし、自由時間がない日もあるけれど、
それなりには時間をとれていて、書くだけのスタミナも残せている。
今後はこんなことしたい、という生活に関係ない欲も抱けている。
幸せ者では?(迫真)
「創作孤独すぎ死ぬ」(メンブレ)
と度々なるけれど、谷あれば山もあるもので、今日は元気に”山”ってる。
「創作をやめたくない」というのが自分の本音なんだよな。
逃げ癖の激しい人間なのに、逃げられないから辛いことと正面衝突する。
自分と違う同人観、創作観のひとたちのことも、もっと許容したい。
創作者の評価(人気・コミュ力)が売り上げに大きく繋がる現実を、きちんと受け入れていきたい。
それらに勝る創作の才能が自分にないことも。
今は、次に出す三巻の推敲を頑張るよ。
んでもって締め切りまでに完成させる。
一つ一つ、こつこつと、愚直に。
こんな私の長所は、他人に靡かず継続出来ることだと思う。