イマジナリーヌラリヒョンと過ごす日々

雑多なこと。方向性は決まっていない。

ネットの話

現実に居場所がない、だからネットに逃げ場所を求めた。

 

けれど今はもう、ネットは現実と地続きになり、ネットにすら居場所はなくなった。

 

面白いことに、今度は現実でまた居場所を探し、結果的に現実を生きている。

 

逃げている事には変わりないのに。

 

*  *  *

 

昨日、一血卍傑の長編「二度目の夜を駆ける」の感想をいただいた。

 

ピクシブで閲覧数、ブクマ数が見えないようにしているので、見ている人が存在している事にそもそも驚いた。

 

一話から読んでいるなんて、なかなか稀有な方だと思う。

 

そしてそれはとてもありがたいことだ。

 

なんとなくでも、自分が表現したい事が伝わっていると良いなと思う。

 

読み取れずとも、一血卍傑のキャラたちがファンの小説の中で息をして動いている事を見てもらえるならば十分である。

 

誰かに楽しんでもらえる、読んでもらうことが、私が書く事の意味だから。

 

二次創作は「自分が楽しいから書くものだ」とよく言われる。

 

だが私は半分しか当てはまらない。

 

小説は誰かに読んでもらって「完成」へと至る。

 

だから私は、自分が読み書きして楽しく、また他人が読んでも楽しい小説を書いていきたい。

 

 

 

もう、二次創作に私の居場所はないと思っていた。

 

ヌラリヒョンを形づくるなら、小説でなくとも絵やぬいぐるみやフィギュアでも良い。

 

小説なんて執筆にコストがかかるし、読む時もコストがかかるなんて不都合なもの、リターンがないならやめてしまえばいい。

 

内的報酬が枯れ果てたら終わり。

 

でも、昨日外的報酬を頂いたから、もう少し頑張ろうと思う。

 

とりあえず、文庫本の二冊目が出るくらいには。

 

……まだ、キャラしか決めてないんだよな。場所どうすっかな。中部地方はマジ判らんからな。