イマジナリーヌラリヒョンと過ごす日々

雑多なこと。方向性は決まっていない。

部屋の前までは行けた

 

ゲームだったので、祭事アイテムはプレイヤーのクリック一つで渡せたけれど、
実際は英傑がわざわざ足を運んで相手に渡さないといけない。

 

乙女モードじゃないフウジンちゃんとか、色々慣れているオオクニヌシなんかは渡すくらい簡単なんだろうけれど、
完全に意識した後のモモタロウは渡すのに時間がかかりそう。

 

ただ渡すだけ。
はい、って押し付けて逃げるだけ。
たったそれだけなのに足が竦む。

 

英傑の中には、部屋の机に「ぽん」と置く奴もいる。
絶対いる。しかも名前書かないとか。


忍なんかは文字通り忍び込んで置けばいい。
……。
部屋に入って、ずらーーっと贈り物が並んでいるのを目にしたら圧巻壮観で時が止まっちゃいそうだ。

 

祭事が終わった次の日に渡す勢もきっといる。
任務が入っていたせいで、参加すらできず何も出来なくて悲しい気持ちになる英傑も絶対にいる。

 

指輪祭事があったけれど、私の指は全部で20本しかないのに、どうすれば良いんだろう……。
独神が非人間で触手いっぱいモンスターなら、誰も傷つけずに済むのになあ。

 

 

誰かに好かれるって、短絡的に考えると良いことなんだけど、

実際めちゃくちゃ大変よな。

二百いくら英傑がいたって、仲が良いのは極僅か。

現実の私だったら一人くらいしか仲良くなれないと思う。

何人もと仲良くするのは無理だなあ……。

気を遣う。