四コマ35
英傑からお年玉もらえるなら良いけれど、渡すのって大変よね。
台詞アイテムって、全員に配るのは地獄のようだったわね。特にゲーム後期。
台詞道具の為に課金させよう、というのが目に見えた調整だったわ。
いやあね。酷いわ。
……でも、他のゲームをやるとバンケツがヌル過ぎたんだと気づくのよ。
台詞の部分って労力も凄いじゃない?
そりゃ企業からすると課金してもらいたいわよね。
けれど、そうなるとまた難しい問題があって、
じゃあ推し以外はいらねーや……となって、折角キャラを好きになってもらう機会を逃すのよ。
キャラを好きになる=イベントや衣装替えが出る度に金を落とす の図だから、
積極的にキャラクターは運営側で宣伝しなければならないのよ。
アイドルと同じね。
この子はこんなに良い所がありますよ。推し甲斐がありますよ。って。
今年はどんな祭事を開催するのかしら。
……と思って、次の四コマを書こうとしたのよ。
「第三回 料理王決定戦!」
お題は正月にちなんで、お雑煮にしたわ。
キツネと河の神は今年はMCに回ったわ。
やはり司会進行は華があって欲しいもの。
オチは「(また争いになりそうな題材を……)」と独神が言うわ。
お雑煮は地域色が色濃く出る料理だもの。
そりゃ当然、負けたくないわよね。それに食べ慣れた味が一番よ。
……私は丸餅・焼かない(茹でorチン)・鶏肉(もも)・醤油汁
具は水菜・あげ・かまぼこ。
もう何年も自分では作っていないわね……。
実家で正月を過ごすなんて十年以上ないから、味の記憶も消えつつあるわ。
とりあえずこの話は、作画する英傑人数が多いからボツよ。