感情のない社会は成り立つのか
ここでの社会とは、生命維持活動の為の共同体と考える。
生命維持に感情は必要なのかと言うと、必要ないんじゃないかと思う。
想像しているのはロボットの国なんだけど。
作られる→活動→製造年数より定められた年数の日に自分で工場へ行ってスクラップにされる→
使える材料はリサイクルしつつ、壊したロボの数だけ新しいロボを作る。
ロボの国を造るには、一番最初に自分たちはこの国を維持しなければならないとプログラムしておかないといけない。
それを忘れると、個体数が減った事に対して対策をとれないから。
『ニーアオートマタ』の世界では、人間がいなくなって機械が支配していたわけだけど、あれの中で人間の命令にずっと従って生き続けている機械があった(気がするんだけど気のせい?)
そんな感じで、生命維持の為に生きるをすれば、感情なしでも社会は成り立つんじゃないかな。
じゃあ生きるのに感情は要らない、が結論だな。
と思っていたけれど、子孫を残せないことを危機する「気持ち」がなければ、そのまま滅びていくのではないかと疑問がわいた。
人以外に感情はあるのかというのはコレ。
三人の先生が感情について答えている。
これも読んで思うのは、『危機感を覚える』『困る』の感情は必要だと思った。
そうじゃないとトライアンドエラーも行えない。
困る気持ちがなければ同じ失敗を繰り返し、むやみに個体数を減らしてしまう。
生命体を維持できないんじゃないかって思う。
『美味しい』『便利』『楽』という感情があれば、どんどん最適化出来る。
変化する環境に対応するには、こちらも同様に変化することは必須。
その変化に必要なのが「感情」なのではないかと。
つーことで、感情は社会を成立させるためには必要である。
ハイ結論。
ついでの話。
AIが仕事を奪うという話が良く出てくるけれども、
どこかの記事では、そもそも今後は働ける人が減少するのでAIを使わないと社会が維持できないってのがあった。
だから今AI化を進めないと会社を存続できないって。
『ドクターX』の第6期が医療現場にAIを持ち込んでいるんだけど、医療の失敗をAIに責任転嫁する可能性を示唆しているのがおもろかったな。
なのでAIってのは万能じゃないんだけど、うまく同居出来るといいね……いや同居していかなければならないのだろう。
今が2022年。
2010年あたりからずっと人口は減り続けている。
働き手が少ないだけではなく2040年には高齢者人口も減少に転じる。
(って、内閣府のページに)
私がBBAになった時にはどんな社会になっているんだろう。
上の世代は死んで、子供もろくに増えず、私たち世代には住みやすい社会かも。
そんなことはなく日本人は最低限生きることに必死なのかも。
人がいるから国があるのに、人が減少していくばかりの国は最終的にどうなるんだろう。
廃墟? 属国? 移民じゃぶじゃぶ?