表紙
小説カバーを比較してみた。
利用した会社
まずおたクラブの方から
次にプリントオン
ぱっと見、なにが違うんだろう……と思うであろう。
バーコード部分をわざわざ載せたのは、
おたクラブの方のバーコードに若干の線の乱れが見えるのだ。
写真では判り辛い。そして肉眼でも判り辛い。
細かい部分を見る人がようやく気付くレベル。
写真比較
こちらは判りやすくて、紫色に染まる空の色が全然違う。
プリントオンの方が赤紫っぽくなっている。
入稿時の写真はこれである。
この三つを並べてみた画像がこちら。
写真写りもあるので、そこは加味して頂きたい。
色合いが似ているのはおたクラブの方だと思う。
今改めて注文履歴見たが、おたクラブはRGB入稿、プリントオンはCMKY入稿な気がする。
まとめ
紙やPP加工について、何か変わるかというと素人では判らない。
印刷の良さは一長一短で、バーコードで見られた黒の乱れを見るとプリントオン。
写真部分の色味はおたクラブが良い。
他、サービスでいうならプリントオン。
私は入稿時に消し忘れた部分があったのだが、それを向こうが気づいて直してくれていた。
おたクラブの方は二回くらい再入稿した。
……まあ、それは私が説明をよく見ていなかったので向こうに落ち度はない。
私のようなうっかり者に優しいのはプリントオンである。
ちょっとしたことを直してくれるのは、忙しい人、〆切ギリギリの人にはありがたいはずだ。
写真はおたクラブが自分が作った色味に近い……となったが、
実際に手元で見てみると、赤味がかった紫の空の写真が綺麗で、
自分の本をこんなに綺麗なものが包むのかと、それはそれは喜んだ。
自分が思っていたイメージにとても近かった。
おたクラブに最初から頼んでいて、それを受け取っていた場合、
きっと写真については文句なく、普通に綺麗だなヤッターで終わっただろう。
おたクラブの印刷には何の文句もない。
ただ並べて比較して、どちらが好きかというと、今回はプリントオンの方だった。
そして重要なのはRGBかCMKYかである。
生きてきてあまり気にしていなかった部分だが、
「印刷すると色味が変わっちゃうよ♡」
という各所での忠告はこういうことなのかもしれない……。
……そしてもう一つ重要な要素。
それは値段である。
どちらも10枚印刷となって……
おたクラブ 1420円
プリントオン 4375円(6500円から サークル参加費-325円 早割20%-1300円 ポイント-500円)
……である。
これを見て、どう思うかは人によって違うと思う。
安いということはサービス料が入っていないということなので、
もしかしたら自分が望まない手間が増えるかもしれない。
そこはお財布と相談である。
ちなみに予備は、
おたクラブ 3枚
プリントオン 6枚
であった。
まさか予備を皮算用して考える人間はいないと思うが、プリントオンはまあまあくれる。
勿論その時その時で違うので、アテにするものではない。
うっかり者のおっちょこちょいは、この数だけミスれると思うと安心して失敗出来るね。